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手塚治虫アニメワールド終了のお知らせ

2010年6月17日を持ちまして「手塚治虫アニメワールド」を終了させていただきます。配信中のコンテンツにつきましては、順次終了させていただきますので、予めご了承ください。

新宝島

新宝島 ■新宝島
■全1話
■約52分
■制作年:1965年
©手塚プロダクション/虫プロダクション
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■ストーリー
新宝島港町の小さな旅館・ベンボー亭の息子ジム(兎)は、急死した客の荷物から1枚の地図を見つけた。地主のトリローニ(豚)は、それが大海賊フリントの残した宝の地図であると見抜く。彼は、医者兼地方判事のリプジー(鹿)や船長(熊)とともに、宝探しの航海に出発した。乗員の1人として旅に加わったジムは、片足のコック・シルバー(狼)とすぐに親しくなった。だが、美しい貝を自分の宝だと言ってジムに与える彼の正体こそ、船員たちを配下に治める恐ろしい海賊の首領であった。宝島に到着した一行に、本性を現した海賊たちが襲いかかる。リプジーたちの立てこもった山小屋は砲撃にさらされ、激戦のなか地図はシルバーの手に渡ってしまった。そして、ジムの身にも危険が迫る。果たしてフリントの宝の隠し場所はどこに? 宝の正体とは一体何なのか!?

■解説
脚本、演出は手塚治虫自らが担当。その名を一躍世に知らしめた名作マンガ「新宝島」とは同題名ながら、内容はまったくのオリジナルである。登場人物を、その性格をからめて動物へと擬人化したアイディアもさることながら、彼ら自身が人間としての誇りを持ち、爪や牙を剥き出しにしたケダモノになることを忌避している、という設定が実に手塚作品らしい。終盤、宝を前にしたリプジーやトリローニが理性を失い、衣服を脱ぎ捨てて四本足で走り出すのに対し、誇りを失わないシルバーがそのさまをあざ笑う、という善悪の対比はクールであり、本作の名シーンとなっている。長編の原作を、その主要な見せ場をすべて盛り込んで53分にまとめ上げた見事な構成、作画監督・杉井儀三郎が腕を奮った一糸乱れぬ作画、冨田勲による胸高鳴るBGMの数々など、全編が高密度な完成度を持つ幻の逸品である。1965(昭和40)年1月3日、フジテレビ系で放映。

■キャスト
海賊シルバー(狼):加藤武 トリロニー(豚):藤岡琢也 ジム少年(ウサギ):田上和枝 船長(熊):若山弦蔵 リムジー先生(鹿):北原隆

■スタッフ
脚色、演出:手塚治虫 原作:ロバート・ルイス・スティブンスン 音楽:冨田勲 作画監督:杉井儀三郎 原画:坂本雄作、紺野修司 動画:正延宏三、西牧秀雄 美術:半藤克美 撮影:清水達正、佐倉紀行 編集:古川雅士 製作協力:フジテレビ(担当/別所孝治)

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