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11年前、3歳の時に、5つ年上の姉・瑞香と共に、
略取誘拐事件の被害者となる。太郎は生き延びたが、
瑞香はその時、命を失っている。
古くから水天町にある酒蔵の息子として、穏やかな 性格の中学2年生に育ったが、誘拐事件のPTSDを抱 え持っており、ナルコレプシー(睡眠障害)症状を 自覚。カウンセリングを受けている。眠っている間 に、O.B.E.(体外離脱体験)を体験し、幽世(かく りよ)をさまよい始める。

水天町にある拝み屋・大神拝礼会教祖、大神姫子の孫。 父親は、太郎が誘拐された事件の直後に自殺している。
母親は家を出ており、鬱屈としながら生活している。 ギターを弾くのが唯一の趣味で、フィンガリングの 練習時にO.B.E.を体験。幽世へ誘われる。


水天町に隣接する亀岩山に新設された、大日本バイオインダストリーの研究所で、指導的立場にある、 中嶋康弘の息子。東京の中学から転校してきたばかり。
いつもうすら笑いの仮面を被り、太郎や信の忌まわし い過去を、閉じられた扉から無理矢理、引き出そう とする。


亀岩神社・神主の一人娘。小学5年生。 父親は東京の大学で民俗学を教えていたが、 都誕生後、生家である神社を継ぐために帰郷。 母親とは離婚している。
都は幽世に入ることはできないが、現世から幽世 を垣間見ることができるらしい。小学生だが、太郎 たちよりも大人びたところがある。

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